★スタディー・グループ

17年8月の救歯会サマーセミナー、さらに充実

毎年恒例のサマーセミナーがますます充実しています.会場が山中湖のリゾートホテルで、距離的に不便ですが、リゾート感覚が味わえることと、料理の美味しいことが素晴らしいです。19年からは千葉の幕張に変更。

まる1日掛けて全員の症例発表を聞くのは疲れますが、比較されることはもっと辛いです。

和食や中華やバイキングと変化に富んだ食事ができるのは素晴らしい。中でも夕食の中華メニューにはアワビも出ます。

約40名の参加者は圧巻です。金曜日の夜から2泊3日の合宿は、親睦にも大変大きな役割を果たしてくれます。

毎年8月に行う救歯会サマーセミナー、大いに充実

今年のテーマは「経過観察」。「私の一番長い経過のプレゼン」を全員40名発表しました。金曜日の夜は「本音バトル--技工士の言い分、歯科医の言い分」と題して、シンポジウムを22:00〜23:00、土曜日は9:00〜17:00全員ケースプレ。夕食を挟んで19:00〜20:00全員プレゼンの続き、20:00〜22:30「文献紹介」。日曜日は9:00〜10:30「経過観察は何のために」シンポジウム、10:45〜11:45「経過観察を考える--黒田」、11:50閉会です。
高原の空気有り、素晴らしい環境で、プレゼンばかりの3日間でした。

プレゼン風景。コの字型配置で討論しやすい

とても楽しい発表風景。毎月の例会と違う雰囲気

「ホームページ作りませんか?」のプレゼン

自分のパソコンを使っての発表で、トラブルもウイルスも自己責任

まじめな感想をくれた壬生秀明先生

老体がデジタルプレゼンのコメント発表

最終日まとめの「経過観察の意義」をプレゼン

老体が深夜にデジタルプレゼンの解説を?

午前0時を回ってもいっこうに終わらない二次会

毎年8月は例会をサマーセミナーに代えて合宿をします。このときだけは私のプレゼンテーションがあります。例会とは違った企画で、楽しく、有益なものにしたいと思いながら、企画を練るのが大変ですが、今年は充実しておもしろかったです。救歯会の会員数は50名ほどですが、合宿に参加した方は40名です。
朝から晩までケースプレゼンテーションを続けるのは異常ですが、それでなければ見えてこないおもしろさがあります。毎月の例会は3名の発表者ですが、この日は40名ものプレゼンを一気に見ることで、自分と他者との対比が著明です。「負けた!」とか「勝った!!」とかいうだけではなくて、救歯会全体のポリシーやら救歯会の常識がかなりはっきり出てきます。常識からはずれている方が「自分を気づく」ことが有益だと考えています。終わるとすぐに来年のテーマが発表されます。また来年も準備に1年間かけた重みのある内容を期待しています。

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なぜスタディー・グループなの?

一般的に歯科治療は密室で行われます。自らの治療や処置が妥当であるかどうかが分かりません。第三者の専門家に批評してもらう場が必要です。それがスタディー・グループです。
治療した内容をX線写真とスライド写真でケースプレゼンテーションを行い、多くの歯科医の目を通して批評や助言をもらう中から、自らの問題点が浮き彫りになります。

集団の中で揉まれる

人間一人ではなかなか向上できません。他者との対比で自らの位置に気がつくことから、向上する意欲がわいてきます。いい意味での競争原理が働きます。困ったときに相談する仲間も必要です。情報をたくさん貰えるのもスタディー・グループの特長です。一人で研修というのはなかなか続けられません。仲間と一緒だと続けられます。

救歯会に入会しませんか?

救歯会を主宰して30年、すごい成長に驚いています。ケースプレゼンテーションができればどなたでも入会できます。心配でしたら、見学にいらして下さい。毎月第1水曜日午後5:30〜9:00。日本大学同窓会の「桜門会館」(JR市ヶ谷駅より歩2分)。事前に黒田にご連絡下さい。
もともと困った症例を相談したいというのが、スタディー・グループの原点です。その原点を今もきちんと残しているのが救歯会です。二次会でのお酒と食事をしながら、スライドとX線写真を見ている様子は、周囲の方からは異様に見えるかもしれません。これが、とても楽しい勉強の場です。救歯塾が入会までのお手伝いもしております。救歯塾を是非とも受けてみて下さい。

例会後の二次会風景

二次会でのお酒と食事をしながら、スライドとX線写真を見ている様子は、周囲の方からは異様に見えるかもしれません。これが、とても楽しい情報交換の場です。

飲み食べながらの症例相談は、楽しい研修場

困った症例を持ち寄り、ビールを飲みながら話すうちに、本音が聞き出せるのが、最高の収穫です。

年1回、二泊の夏合宿で、より親しくなれる

年に1回サマーセミナーと称して、2泊の合宿をします。いつもは山中湖のリゾートホテルです。1日中、全員のケースプレゼンテーションを行います。

合宿では全員の症例発表を集中的に聞ける

集中的に全員の症例発表を見ることで、例会では見えないことを発見できます。自分の位置がどのあたりなのかがはっきり分かります。

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